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夜回り先生は、今!(水谷修ブログ)日記 > 15の春を泣かせてはいけない

15の春を泣かせてはいけない

2016年2月26日

神奈川県相模原市で、15才中学三年生の男子生徒とその母親が自死しました。一部報道によると、インフルエンザの高熱の中で県立高校の入学考査を受験し、その結果が思わしくなく、自らいのちを絶ち、我が子の自死を知った母親がその後を追ったと言われています。
私は、この報道を知り、自らを恥じました。
私は、20年以上、神奈川県横浜市の公立高校で教員をやっていました。当然毎年入学考査を行ってきました。インフルエンザなど病の生徒に対しては、別室受験できるように、事前に準備し、毛布や温かい飲み物などを準備し、それで、十分な対応をしてきたと考えていました。根本的に間違っていました。だいたいインフルエンザは、法律で定められた、登校停止の病気です。そのインフルエンザの生徒を登校させ、試験をすること自体が、実は法律違反です。また、インフルエンザなどで高熱の生徒は、当然自分の実力を発揮することは困難です。そのような生徒たちに、無理矢理試験を受けさせていた。これは、虐待以外の何ものでもありません。
なぜ、教員時代にこのことに気付いて、入学考査を一週間程度日程をあけて、再受験できるように、県や市の教育委員会に要望しなかったのか。それさえしていて、教育委員会がきちんと対応していれば、亡くすことのなかった二つの命でした。無念です。
今、政治家や現場の仲間たちと、各都道府県の現状を調べています。そして、来年度には、きちんとした対策が実施されるように動いています。
もっと早く気付いていれば・・・。

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