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夜回り先生は、今!(水谷修ブログ)日記 > 青年よ、荒野をめざせ

青年よ、荒野をめざせ

2013年9月10日

「青年よ、荒野をめざせ」これは、私たちの青春時代の合い言葉だった。五木寛之氏の同名のエッセイを読んで、多くの若者たちが、世界中へと放浪の旅に旅だっていった。私も、その一人だった。横浜港から、バイカル号で、ナホトカに。そして、シベリア鉄道で、モスクワへ。そこからは、ポーランド、東西ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、ギリシア、ヨーロッパ各国を回った。町々には、世界中から多くの若者たちがつどい、情報交換をしながら、熱く明日の世界や、明日の自分を語り合った。とても、良い時代だった。その若者たちを、暖かく見守り、守る人たちもたくさんいた。
そんな中、私と、パリやローマで、すれ違っていた、武藤順九さんという、芸術家がいる。今、東北の震災復興のために、ローマから日本に戻り、熱心活動している。芸術家としても、人間としても、大きく、優しい、素晴らしい人だ。その彼が、先日、葉山の私の家に来てくれ、そして、一晩、熱く語り合った。青春時代の想いで。これからの活動。あまりに熱く語り合い、時の流れを忘れ、朝まで、語り合った。青春時代に戻ったようだった。
「青年を、荒野をめざせ」、だれも先人や先駆者のない荒野を、自らの人生を賭けて、切り開いていく。これこそが、青年の醍醐味。このことには、二人で大いに同意した。そして、二人で苦笑いした。私たちは、未だ、青年だった。これからの残りの人生、どう、目の前に広がる未開の荒野を切り開くか。生きていることが、生きていくことが、とても愉快になった。
私のもとには、多くの過去と、今に苦しむ若者たちからの相談が来る。若者たち、立ち止まるな。目の前には、無限の明日がある。青年よ、荒野をめざせ。

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