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夜回り先生は、今!(水谷修ブログ)日記 > 長い長い道です。

長い長い道です。

2012年11月 1日

講演を始めて15年、3600本の講演。のべ220万人の人に話をしてきました。その半数は、子どもたちです。ずっと学校での講演を中心に引き受けていましたから。
メールや電話での相談を始めてから、8年8ヶ月、のべ24万5千人の子どもたちと関わってきました。たくさんの子どもたちが笑顔を返してくれました。でも、たくさんのいのちを失いました。
今夜もたくさんのいのちの相談が続いています。
「死にたい」、「これから死にます」、私の前に数え切れないほど、この哀しいことばが並びます。一生懸命に一つひとつに返事を返します。「人のために何かしてごらん。それが君の明日を作ります」と。
「死」を語る子どもたちに聞きたい。「死」は何かを解決してくれますか。「死」は、君に何をもたらしてくれますか。「死」を私に語ることは、実は死にたくないと言うことではないのですかと。
この15年、どのぐらいの「死」ということばを聞き、そしてこの字を見続けてきたのか。
「死」は語るものではありません。いずれ、生きとし生けるものは必ず死を迎えます。自ら望まなくても、死は来ます。ならば、今をどう生きるのか、それが大切なのではないですか。
「死」、私に相談してくる子どもたち、今夜だけは、私に言わないでください。語らないでください。今日、私は、123人目のいのちを自ら絶った子どもの親から、今その連絡を受けました。哀しいです。自分の無力さが悔しいです。

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