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夜回り先生は、今!(水谷修ブログ)日記 > 覚せい剤所持・使用の罪で有罪判決を受けた葉山町議について

覚せい剤所持・使用の罪で有罪判決を受けた葉山町議について

2016年7月25日

私の住む神奈川県葉山町の町会議員が、覚せい剤の所持及び使用で逮捕され、執行猶予のついた有罪判決が下されました。町議会では、彼が責任を取り辞職することを望んだのですが、彼は、罪は罪として認めるが、その罪を葉山町議を続けることを通じて償いたいと、辞職を拒みました。そのため、葉山町議会は、今日、彼に対する除名処分を全会一致で決議し、彼は、失職することとなりました。ただ、彼には、裁判所に地位保全と不当処分の訴えをする道は残されています。
私は、数年前に、多くの大学生たちが大麻の所持で逮捕され、大学を退学処分されることに対して、各大学に退学処分については待ってほしい。無期停学処分にして、彼らが社会的な奉仕活動等をきちんとすることで罪を償ったときは、大学にまた向かい入れてほしいという申し入れをしました。それは、大学生たちは、まだ不完全な存在であって、大学は、それをきちんと教育する場です。罪を犯しても、それを償わせ、さらに教育して、一人の成人としていきることを助けてほしいという思いからでした。この思いは今も変わりません。また、薬物乱用者をただ、裁き、社会から追い出していくことは、彼らをさらに薬物の方に追いやることになり、これでは、薬物問題の解決のためには、マイナスになるという信念からでした。今も、この思いは同じです。
私の、このような主張を知っている人たちから、この葉山町議を支える活動への支援の依頼がありました。私は、お断りしました。それは、彼が、地方議会の議員だからです。葉山の町の多くの人たちから、町の施政を委託された人だからです。前回の選挙の時に、彼が、薬物を使っているかもしれない、あるいは使うということを、犯罪を犯すということを、想定して彼に投票した町民はいません。でも、彼は、犯罪を犯してしまった。これは、彼を信じ、彼に町政を付託した人たちを裏切る行為です。少なくとも、自分から辞職することは、彼が第一にしなくてはいけない償いです。ただ、それでも町政や町民に対する思いがあるならば、再度、選挙で町民に自分の思いを問えばいいのです。
私には、彼の反省が読めません。別に、町議会議員を辞めたところで、いろいろな道はあるはずです。それでも、こだわるところに、私は、彼の甘さを見ます。

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