公式HP ブログトップ プロフィール 講演会申込み 著作 お問い合わせ

夜回り先生は、今!(水谷修ブログ)日記 > 横浜市でのいじめ問題について

横浜市でのいじめ問題について

2017年1月23日

横浜市で、現在中学生の福島から転校してきた生徒が、転校時の小学生時代からいじめにあっていたことが問題になっています。
横浜市は、そのいくつかの行為については、いじめであることを認めましたが、大きな額のお金が動いたことについては、おごりであったといじめと認定することをしませんでした。
私は、横浜市の教員でした。高校の教員でしたが、所属は、横浜市教育委員会でした。そんな身内の私から見ても、ひどい対応です。哀しい対応です。
小学生の間で、お小遣いの範囲をはるかに超えた金額をたとえおごりであろうと、一人の児童が、他の児童たちに使うことは、異常な行動です。教育上問題があり、すぐに親に連絡を取り、対応すべき問題です。それを見逃し、あるいは被害者の親から相談を受けても、何の指導も行わなかったとしたら、それは、怠慢であり、いじめに荷担していると言われてもしょうがないでしょう。
しかも、今回のいじめ問題については、被害者である生徒が、自分の手紙で、自分の声で、必死にいじめの事実を訴えています。しかし、当時の担任も、生徒指導も、校長も、自分の生の声で答えていない。卑怯です。自分のあるいは、教育委員会の担当者や教育長の保身のためととられてもしょうがないでしょう。
いじめ問題が起きるたびに、感じることですが、関わった担任やその他の教員が何の発言もしない。謝罪もしない。多分教育委員会からの命令でしょうが、これは、おかしいことです。今回の場合は、校長までもがです。説明責任はどこに行ったのでしょうか。
この小学校の校長も担任も、私の横浜市の後輩です。すぐに、まずは被害者宅を訪れ、すべての事実を話して欲しい。すぐに、記者会見をひらき、自分がどう対応したのか、どこに問題があったのかを話して欲しい。もし、被害者のこどもや親に誤解があるならばそれをきちんと話して欲しいと考えます。私は、そう、こころから願っています。
どんな事情があったにしろ、いのちとこころとからだをお預かりした一人のこどもが苦しんでいる以上、その責任は、大人として、教員としてすぐにとって欲しいと考えます。
また、横浜市の教育長は、自分の発言がどれだけ被害者である生徒を傷つけたのかをきちんと理解し、直接謝罪して欲しいと考えます。謝罪できないのならば、その理由をきちんと社会に対して発言して欲しいと考えます。
余談ですが、そんなこどもたちのいじめ問題にすら、きちんと対応できない横浜市が、カジノ建設に前向きのようです。こどもの教育がきちんとできない横浜市に賭博場が作られたらどうなるのか、恐怖を感じます。

お問い合わせ