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夜回り先生は、今!(水谷修ブログ)日記 > 昨日夜まで、京都にいました

昨日夜まで、京都にいました

2017年4月27日

昨日は、京都花園大学での授業のため、一昨日から京都に入りました。
たくさんの修学旅行の子どもたちが市内を見学していました。みんな眼を輝かせて旅行を楽しんでいました。でも、私の所に相談する中学生の子どもたちの多くは、修学旅行に参加していません。一人くらい部屋に閉じこもり苦しんでいます。そんな子どもたちのことを想うと何か一抹の哀しみがありました。
こころの病というのは、環境要因によるものの場合、遺伝とそれまでの環境、そして経験によって作られたものです。ものの見方や考え方が、暗い方へ悪い方へと向かってしまいます。たとえば、だれかと目が合ったとき、「あっ、にらまれている。嫌われている」と考えてしまう。本当は、偶然目が合っただけなのに。だれかが、側に近づいてくれば、「虐められる」と身を縮めてしまう。本当は、その人と友だちになりたかったりかもしれないのに。
小さい頃からの環境で作られた、このような先入観を消していくことは、とても大変です。ただ、消していくためには、どんなに怖くても人との繋がりを絶対に切ってはいけないのです。これが、わからず、こころを閉ざし、大切な人との繋がりを断ってしまった子どもたちからの相談がたくさん来ます。哀しいことです。そこには救いはないのに。
今日からしばらくのんびりできます。次の本の執筆を始めます。

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