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夜回り先生は、今!(水谷修ブログ)日記 > 山屋のことば

山屋のことば

2012年12月25日

このところ、夜の町の子どもたちや、私に相談してくる明日を求めることを止めてしまった子どもたちとの関わりが増えています。
どの子どもたちも、過去と今に苦しみ、立ち止まるか、やけになって堕ちようとしています。哀しいことです。
そういえば、私は、十代後半から三十代まで、登山家すなわち山屋でした。山屋には、あるきまりがあります。「迷ったら登れ」ということばです。山屋でも、よく登山道を見失い迷います。ましてや冬は、道がありません。地図と、木々につけられたリボンが頼りですが、登る人の少ない山では、そのリボンもありません。迷ったとき、どうするのか。ともかく登るのです。必ず登り切れば、稜線には、道があります。逆に下ってしまえば、どんな深い谷に行き着いてしまうかわかりません。また立ち止まれば、飢え死にか疲労凍死です。
人生も、同じです。苦しみ悩み、明日を見失ったら、ともかく先に進むのです。かならず、新しい道が見えてきます。
それを日々子どもたちに話しています。
「迷ったら登れ」です。

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