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夜回り先生は、今!(水谷修ブログ)日記 > 新潟から戻りました。

新潟から戻りました。

2013年1月26日

新潟市内、風はすごかったのですが、雪は、さほどでもありませんでした。しかし、寒さの厳しさは、まいりました。
今日も、何人かの今までに関わった子どもたちと、出会うことができました。小さな子どもを見せに連れてきてくれた子もいました。その幸せそうな姿。幸せでした。何年か前には、毎晩のように、「死にたい」と書いてきた子が、母親に。お母さんの力を借りながら、一人で、子どもを育てています。「先生、つらいけど幸せ。この子の笑顔が私の支え」うれしかったです。でも、赤ちゃんは、私の講演のあいだ中、ぐずって泣いていました。
ところで、何か今常識が忘れられて、世の中全体が過激で短絡的に、そして感情的になっている気がします。一人の教員の不始末で、その背景や事実関係をきちんと捉える前に、学校の生徒募集の停止。この学校のすべてのシステムが間違ったものだったのでしょうか。それなら、まずは募集停止の前に、そんな学校のシステムを作った教育委員会や教員たちを処分するべきです。確かに、尊い命が失われました。だからこそ、こんな哀しいことを繰り返さないためにも、きちんと、時間がかかっても事実を検証する必要があるのではないでしょうか。前後がまったく逆になっています。
大阪で、橋下市長が、教育委員会に対して、予算の執行を停止すると言ったことは、ある意味で恐喝です。あまりにも感情的、あまりにも幼いやり方です。ぜひ、橋下市長をはじめ、関係する人たちは、もう少し頭を冷やしてください。このような稚拙な脅しと、行為は、かえってこの学校を混乱させ、萎縮させ、子どもたちを追い込んでいきます。子どもたちを、不幸にしないでください。この学校にも、亡くなった生徒の友人はたくさんいたはずです。彼を守ろうとしていた仲間たちも先生たちも、きっとたくさんいたはずです。すべてが、悪いと決める前に、もっとこの学校の生徒たちの、そして先生たちの声を聞いて下さい。常識的にどう考えても、すべての生徒が悪人であるはずがありません。すべての先生が悪人であるとは思えません。この事件は、どんどん哀しい方向に進んでいます。
哀しいです。
この学校の生徒や、受験しようとしていた生徒たちからの、助けて欲しいというメールが来ます。たくさんの子どもたちが苦しんでいます。哀しいです。

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