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夜回り先生は、今!(水谷修ブログ)日記 > 大阪市の今回の桜宮高校に対する対応について

大阪市の今回の桜宮高校に対する対応について

2013年1月28日

私のもとに、一人の女性から、大阪の今回の事件に関してのメールが届きました。
素晴らしく論理的に、今回の橋下市長、市の教育委員会の対応の問題点を、きちんとえぐっています。一人でも多くの人に、そしてすべての報道機関に、何より、橋下氏と大阪市教育委員会に、知っていただきたい。そのために、許可をいただき、ここにのせさせていただきます。

突然失礼いたします。

大阪の市立高での事件、報道に接するうちにもやもやとした思いにとりつかれ、ネット内をふらふらするうちに、水谷先生のブログに辿り着きました。「ちょっと聞いてよ」程度のことでお忙しい先生のお目汚しをして恐縮ですが、鬱憤晴らしをさせていただきたく書き込むことにいたしました。

今回のような事件は、解決に至るまでに

  ① 実態の解明
  ② 原因の追究、背景の考察
  ③ 再発防止策の策定
  ④ 関係者の処分

というプロセスを踏むと考えます。
今回の「入試の中止」はどの段階にはいるのでしょうか? これがどうしてもわかりません。
「新入生を守る」という理屈のようですが、それなら今げんに学校に通っている在校生は守らなくてよいのか?

在校生に関しては、先日の市役所での記者会見について、ある教育評論家のブログで「誰の差し金かしらね」という文を読んで大変驚きました。その記事へのコメントで「やっぱりそうだったのね」という反響のあまりの多さにまた愕然としました。「誰かの差し金」である証拠はもちろん明らかにされていません。
後にネットのニュースで、生徒さん達の自主的な行動であったと聞きました。

また、昨日のTVで(私は見ておりません、夫からの話ですが)この生徒達に関して、大阪市長が「ネットを見ていただければ...」と暗に生徒の素行の悪さを示唆する発言をしたとのこと、当座の問題に関係のないことを持ち出して人格攻撃のようなことをしたとすれば、これも「有り得ない」。
(喫煙が「いい」とは思いませんが、生徒達はあまり深く考えてのことではない、というのが実状でしょうか。何か特段の事情があるなら別の文脈で考えるべきことです)


先の①~④のことについては、当然ですが①が一番先で、現実的には①がある程度目途がついた段階で②③と平行して④を行うのが妥当だと考えます。ところが現実は、水谷先生のおっしゃるとおり大人が「良識」を楯に人格形成途中にある未成年の生徒を叩いてまでもまず④をひたすら押し通そうとしているように見える。生徒も関係者には違いありませんが、「加害者」なのでしょうか?

生徒の側にも考え方を正さねばならないことがあるかもしれません。でも、そのときには大人がきちんと向きあって、もつれた糸を根気よく解きほぐすようにして正していかなければならない。頭ごなしに「お前が悪い!」と決めつけられたところで誰が聞く耳持つものか(と、私が現役高校生なら絶対にそう思います)

まとまらない思いをあれこれを綴ってしまいました。あの学校の生徒さんは、一人の友を亡くし、今また理不尽な仕打ちを受けてショックを受けていることでしょう。
「そんな大人ばかりじゃない」とわかってもらえればうれしいのですが。

大きなメディアに投書でもすればいいのでしょうが、意気地無しなのでこちらに書かせていただきました。
どうぞお許しください。

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